大学教員を目指す職員の不安定な日々

大学教授を目指している私立大学職員の不安定な日々を綴った日記です。少子化時代を迎える日本で大学教授を目指すことは非常に難しい。けど、なんとか大学職員を脱皮したい。優柔不断で能力も高くない私がどうすればなれるのか。そんな日々を綴ります。

Entries from 2018-01-01 to 1 year

読書日記3 ヤバイ統計学

ヤバイ経済学 統計学者は、大半の人と違う振る舞いや考え方をする。 大半の人は予想外のパターンだけに注目しがちだが、統計学者はそれらのパターンを背景の中で評価しようとする。 墜落事故について言えば、飛行スケジュールだ。 宝くじで言えば、大当たり…

名誉教授との面談

今日は、某名誉教授と面談のお時間をいただきました。 本当に豪快でかつ、温かい方。 出来る人は、自分の好きな分野だけでなくて、 社会で必要とされる分野を嗅ぎ分ける。 センスも目利きも大事。 大学院は行こうと決めました。 もう30代は若くないというこ…

読書日記2

読んだ本 新自由主義の帰結 服部茂幸 景気対策として金持ち減税の効果は極めて薄い。最も効果が強いのが政府支出の拡大である。 実体経済に対する無為無策を正当化するのが新自由主義経済であり、ニューケインジアンの経済学。雇用は自然失業率の水準で安定…

読書日記 学力を育てる

学力を育てる 志水宏吉 大阪大学教授 機会の平等よりも、結果の不平等 中学校で塾に行った学生の数学試験分布と塾に行ってない子の分布は、右肩上がりとラクダコブ形分布で明らかな差がある。これは、塾に行かない子は家庭および学校の力で補わなければなら…