大学教員を目指す職員の不安定な日々

大学教授を目指している私立大学職員の不安定な日々を綴った日記です。少子化時代を迎える日本で大学教授を目指すことは非常に難しい。けど、なんとか大学職員を脱皮したい。優柔不断で能力も高くない私がどうすればなれるのか。そんな日々を綴ります。

読書日記2

読んだ本

 


新自由主義の帰結

服部茂幸

 


景気対策として金持ち減税の効果は極めて薄い。最も効果が強いのが政府支出の拡大である。

 


実体経済に対する無為無策を正当化するのが新自由主義経済であり、ニューケインジアンの経済学。雇用は自然失業率の水準で安定化することになっている。政府の雇用対策は不要、規制緩和。物価を安定させると雇用も安定化する。

アメリカの普通労働賃金は40年に渡り停滞を続けている。

 

新自由主義の捉え方は面白い。

イギリスは社会的弱者を教育し、新自由主義経済の中の労働力としてカウントしようとした。

アメリカは40年普通労働者の賃金があがらない。

日本は?社会的弱者は?障害者の雇用は?

私の考えは新自由主義とは反対的ではあるが、イギリスの政策は面白いと思う。けど上手くはいってないようだけど。。

 

そんなに面白い本ではなかった。オススメしません。